MATLABのパスの設定

MATLABを起動してuserpathと打つとユーザー割り当ての検索パスが表示される。MATLABは起動時にそのディレクトリにあるstartup.mを1回実行するので、パスの設定などはそこに書いておく。

R2012bの場合、Linuxでは

>> userpath
ans =
/home/username/Documents/MATLAB:

Windows 7では

>> userpath
ans =
C:\Users\username\Documents\MATLAB;

という結果だった。

userpathの下にcommonというディレクトリがあり、そこに自作のコードを保存しているとする。MATLAB起動時にcommonをパスに追加するためには、userpath下のstartup.mを以下のように変更する。パスの設定でOS互換性を持たすためには次のようにする。

u=userpath;
addpath(genpath(fullfile(u(1:end-1),'common')));
clear u;

ちなみに、genpathfullfile(u(1:end-1),'common')の下のすべてのサブディレクトリを含む文字列を返す。